西の海へ陽が沈む頃 老いた汽笛に 目を覚ます魔人 無知に絶えた 白い虎を抱き 二度と咲かぬ野辺を 焼き払う 駆けよ不浄の地を蹴り 胸になお白き虎よ 今一度来て 無知の原の人に示せ かの地を 過ぎて悔やむ人の常 揶揄し 「無駄」と夜に夢絶やす 魔人 駆けよ不浄の地を蹴り 胸になお白き虎よ 今一度来て 無知の原の人に示せ かの地を